今回はいつもの臨床の話ではなく、論文執筆や学会発表のための作業環境について書いてみます。
医師として3〜5年目になると、学会や論文執筆の機会が自然と増えてきます。この記事が、これから環境を整えようと考えている方の参考になれば嬉しいです。
どこで論文を書いているのか?
多くの方と同じように、筆者も自宅と職場の両方で執筆をしています。
一般的には「自宅=メインPC」「職場=ノートパソコン」スタイルの方が多いかもしれませんが、筆者は職場の作業環境も自宅と同じレベルに整えるようにしています。
具体的には、どちらもデスクトップPC+ワイドモニターを使用。
以前紹介したように、モニターは40インチ以上のワイドモニターまたはウルトラワイドモニターで統一しており、デュアルモニターは使っていません。境界がなく、視線移動がスムーズな点が気に入っています。
もちろんノートパソコンも持っていますが、調べ物程度ならスマホで済んでしまうので、診察室などでノートPCを使う機会はほぼありません。持ち運びもリスクがありますし、落としたら大惨事ですからね……。
論文管理ソフトは何を使ってるのか?
職場と自宅の2台のPCで論文を共有したいので、クラウド型の論文管理ソフトを使っています。
おすすめは Paperpile。理由は単純で、コストが安くて導入しやすいからです。
EndNoteを使っている先生も多いですが、最初のハードルが高い印象があります(Endnoteは60000円近いです)。Mendeleyも安いですが、その点、PaperpileはGoogleアカウントさえあればすぐに使い始められて、UIも直感的。
特に気に入っているのは:
- Chrome拡張機能でワンクリックで文献取り込み
- Googleドキュメントとの連携が非常にスムーズ
- クラウド上で共同作業しながら引用やスタイル変更も簡単
Google Docsでそのまま執筆しつつ、Paperpileの引用管理を使えば、スタイル変更(NEJM、JAMA、Vancouverなど)もボタン一つでOKです。

こんな感じにワンクリックで保存できます。Google ScholarやConnected Papersからも同様にできるのがうれしいです。
「とりあえず論文管理ソフトを試してみたい」という方には、Paperpileはかなりおすすめです。
この記事を読んで、特に若手3-5年目の先生に、学会発表や論文執筆により興味を持っていただけたらと思っています。

(2025/11/6追記) Paperpileに関して追加で2記事書きました。
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