筆者は普段、Paperpile(ペーパーパイル)という文献管理ソフトを使って論文執筆や文献整理をしています。このペーパーパイル、すごく使いやすくて便利なのですが、「もうちょっとこうだったらいいのにな」と思う点がいくつかあったので、共有させていただきます。
Googleドキュメントとの連携がしやすくて、そこは本当に便利だと思ったのですが、残念に感じる部分もありました。
ファイルの一括ダウンロードができない
文献整理をしていると、1つのテーマに対して10〜20個くらいの引用文献が出てくることが多いと思います。しかし、この引用文献を一括でダウンロードする機能が、今のところありません。
もちろん、やり方としてはすべてを選択して、「share via link」からPDFを出力するという形で、コントロールキーを押しながらポチポチやっていけば連続的にダウンロードすることは可能です。
でも、正直それでもめんどくさいと思われます。

ダウンロードしたい論文を選んで、share via linkを押して、

このpdfボタンを「ctrl」を押しながらクリックすると連続でダウンロードできます。
(ctrl+クリックだと新しいタブで開けるので、連続してダウンロードが可能です。)
特定のタグごとに文献を一括ダウンロードできるような方法があったらいいのにな、と思っています。
コメント部分の一括表示ができない
Paperpileに取り込んだ文献に対して、簡単な情報やキーポイントをコメント欄にメモして保存しているのですが、それを一括で見るのが難しいです。

この部分にキーポイントを保存して、実際に論文や症例発表にする際に用いているのですが、、、これを1つ1つの文献をわざわざ開いて、コメントを確認しないといけないのが、けっこう大変です。
あと、作業中に他の空白部分をクリックしたり、ページをリロードしたりするとわざわざもう一度開きなおさないといけないのも大変です。
タグを間違えて移動してしまうと後戻しができない
つい先日起きた困ったことなんですが、20個ほどの引用文献を、たとえば「溶連菌感染症」みたいな特定のフォルダに入れようとした際、間違えて600件すべての文献をそのフォルダに移動してしまいました。つまり、すべての文献に「溶連菌」というタグがついてしまったという状況に……。UNDO(取り消し)ボタンがなく、「Ctrl + Z」もできないので、タグはそのままです。
600件もあると、もともとどこにあった文献だったのかもわからなくなってしまい、かなり困りました。これは本当に、UNDO機能を早く実装してほしいと感じる点です。
メイン画面を翻訳できない、選択できない
これも使いにくいと感じる点のひとつです。メイン画面そのものをGoogle翻訳などで翻訳できたら、作業効率がかなり上がると思いますが、画面全体の翻訳ができません。
そのため、どの文献がどんな内容か、タイトル欄から想像するくらいしかできない状態です。
アメリカ生まれの方や、英語に慣れている方だったら気にならないのかもしれませんが、僕のような日本人だと、英語がパッと頭に入ってこないんですよね。
全体の翻訳もできないですし、そもそも文字の選択すらできません。なので文献名をコピペすることもできないです。生成AIなどにコメント部分を含めて要約してもらいたいと思ってもできません。
どうにかする方法があればコメントで教えてください…
こんな感じで、便利だと思って使い始めたペーパーパイルでも、使い続けているうちに「使いにくいな」と感じる点が目立ってきます。MendeleyとかZoteroみたいな他の文献管理ソフトだったら、こういった問題は解決できるんでしょうか?
もし詳しい方がいたら、ぜひコメント欄で教えてください!

Paperpileではないですが、Zoteroの使い方に関して、有名な岩田先生が執筆した本がありました。乗り換えてみようかなぁ。
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